呼吸法や血圧までをもコントロール

いつも競技用バイクでスピードを出しては、勝負でしのぎを削る競輪選手だが、彼らの鍛え方への姿勢はとてもストイックなものがあるのである。

筋肉を増強し、ただひたすらに速さにこだわって瞬発力をたかめていくのは日常のトレーニングもそうだが、食事メニューや生活習慣、さらには呼吸法や血圧までをもコントロールしなければいけなのである。

まずは食事はたんぱく質を中心に取り、穀類や肉類、野菜、糖分をバランスよく、筋肉の育つのに必要な分量をとらなければならないのである。時には一度にとれるカロリー以上のものを摂って、トレーニングに必要な筋肉に変えることができるからである。

そして生活習慣といえば、筋肉が育つ時間は夜の22時から朝の2時までの4時間であるから、早寝早起きをベースとして、規則正しい生活を送るべきである。

起きている間にトレーニングやジョギング、マッサージや柔軟などをじゅうぶんに済ませておくべきで、後は筋肉を休めて伸ばすことに専念するのである。

休んでいる間も呼吸を整えて血のめぐりをよくしたり、競輪に必要な知識などを研究しながら、選手としてのレベルをあげることが理想なのである。

また、競輪選手というものは陸上選手というよりはほぼ水泳選手のような筋肉の付き方が理想的と言われ、その運動量は陸上競技でもトップクラスと呼ばれているのである。

バイクのペダルを漕ぐことには非常に発達した大腿筋を使わなければならなくて、これを発達させるのは通常の陸上選手の倍以上の負荷や練習量をもたなければならないからである。

スポーツバイクというものはブレーキが無く、主に漕いだら漕いだだけ進むもので、その最大スピードはオートバイの最高時速にまで匹敵することもあり、非常に危険である。

そのためコントロールすることも重要なトレーニングであり、日頃から意識的に体を動かしてイメージトレーニングをすることが必要不可欠である。

バイクの動きはとてもシビアであるために、体の重心を少し変えただけでスピードや進路が変わってしまうので、バイクを乗りこなすには最新の注意が必要である。

競輪は遠目でみれば非常にスマートで爽やかなスポーツであるが、その実態は努力と練習と根性の戦いであって、日頃の練習や鍛錬が勝敗を決めるスポーツである。

もしも選手となることがあれば、これらのことをふまえて真摯に練習に打ち込むことで、勝利を得ることができるのである。